潜入味見方同心 5 牛の活きづくり (講談社文庫)
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味見方の同心・魚之進は獣の肉を食べさせる店・ももんじやに潜入した。料亭で押し込み強盗を働く悪党の一味が、その店で目撃されたのだ。狙い通り悪党どもに遭遇した魚之進は、その者たちの肉へのこだわりを逆手に取って…。【「TRC MARC」の商品解説】
極上の謎と江戸の珍料理あふれる“痛快”捕物帖。「味見方同心」新シリーズ・潜入篇、待望の最新刊!
味見方の同心・魚之進はおのぶと同僚の本田を引き連れて、獣の肉を食べさせる東両国の有名店・ももんじやに行くことになった。大きな料亭で押し込み強盗を働く悪党の一味が、その店で目撃されたのだ。だが、町方には肉を焼く匂いが苦手な者も多く、張り込みがうまくいかない。そこで味見方にお鉢が回ってきたという寸法である。店の主には事情を話して「獣肉が大好きな若いやつら」ということにしてもらっている。味見方を名乗るくせに獣の臓物を食べたことがない己に、内心忸怩たるものもあった。そして潜入の当日、果たして悪党どもはももんじやにやってきた。迎え撃つ魚之進らは、まず「大食い勝負」を挑むことに……。
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