信州国鉄の風景 昭和30〜60年代新聞社のカメラが追った 鉄道写真集
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主に昭和30〜60年代に『信濃毎日新聞』に掲載された、長野県内の国鉄の姿を捉えた写真集。車両だけではなく、沿線の風土や風景、人々の暮らしぶりも伝える。写真には説明と撮影年月を付す。見返し、本体にも写真あり。【「TRC MARC」の商品解説】
信濃毎日新聞社のデータベースに登録されている膨大な写真の中から、昭和30年代(一部20年代)から昭和の終わりにかけ、紙面掲載された国鉄に関する報道写真を集めた、オールモノクロの鉄道写真集。
昭和のこの時代は、長野県内の鉄道にとっても大きな変化がありました。幹線鉄道では碓氷峠アプト式廃止や塩嶺新ルートに代表される大型インフラの整備や、電化や複線化とそれに伴う特急の登場などのスピードアップが進み、スキーブームや高原での避暑で乗り切れない乗客や、盛んだった高原野菜の貨物輸送など、今では信じられない活気ある光景も。次第に合理化の波が押し寄せ、背景にした労働争議やストライキも頻発。大きな災害や豪雪と闘いながら鉄道を守る人がいる一方、安全意識を疑うような大きな事故も多く起きました。
本写真集では、こうした国鉄時代の鉄道と人々の姿、世相を「新聞社だからこそ、その場所で撮れた写真」「記者が現場に駆け付けたから撮れた写真」で振り返ります。収録枚数は350枚以上。報道写真ならではの臨場感や迫力が伝わるほか、蒸気機関車、ディーゼル特急、旧型国電車両、改築前の駅舎など、懐かしい風景も多数登場。鉄道ファンにも満足してもらえる、記憶がよみがえる一冊です。【商品解説】